ユダヤの格言

ユダヤの格言の一つに、『賢人とは誰か?あらゆる人から学べる人。強い人とは誰か?感情を抑えられる人。豊かな人とは誰か?自分の持っているもので満ち足りる人。人に愛される人とは誰か?あらゆる人を褒める人』というものがあります。

 

ユダヤ人の長年にわたる勉強の結果である、こういった格言には、見習おうという内容のものが多いのですが、賢人という表現は良く出てきます。それは、あらゆる人から学べる人。昨日、米人スタッフとLunchに行きましたが、いつもは米人同士の会話は、一生懸命聞きとろうという気持ちが薄いのですが、この言葉を思い出して実践した所、知らない話が二つも出てきて、確かに、学ぶことが出来ました。

 

強い人とは、感情を抑えられる人。感情というのは喜怒哀楽の事でしょうが、これは、中々難しいですね。やはり、仕事をする上で、怒、を抑えるのは大変です。年も重ねてきましたので、以前よりは、抑えられていると思いますが、まだまだ改善の余地はありそうです。年末年始には、どのように抑えられるのか、勉強する事にします。

 

豊かな人とは、自分の持っているもので満ち足りる人。物欲だけを考えますと、これも年のせいでしょうか、最近は、全く減った気がします。物欲以外の事で、どのような事なのか、もう少し考えてみる必要があります。

 

最後に、人に愛される人とは、あらゆる人を褒める人。これも簡単ではありませんし、そもそも、それが正しいのか。あらゆる人を褒める人は、逆に、信じられないと感じる人もいるのではないでしょうか。それとも、それは、褒め方次第という事なのでしょうか。

 

そもそも、人は誰しもが、賢人であるのと同時に、強く、豊かで、愛されたいと思うのでしょうか。ユダヤ人のすごい所は、常に学び続ける所にあると思っていますので、この格言についても、鵜呑みにするのではなく、考える材料の一つにしたいと思います。